ロボット技術・産業フェア(RoboCup2017 Nagoya Japan)
多数のご来場ありがとうございました。
イベントの様子
イベント概要
イベント名 | ロボット技術・産業フェア(RoboCup2017 Nagoya Japan) |
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公式サイト |
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会期 | 2017年7月27日(木)~7月30日(日) |
会場 |
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ブースのご案内 | 第3展示館 会場入口(交流センター)の南側 |
展示内容
ネームタグ製作
真鍮のプレートに工作機械で名前を切削し、ネームタグを製作できます。
ロボカップの公式ロゴも入り、世界で一つだけのネームタグです。
取扱の注意点
ネームタグは黄銅(真鍮)製です。
黄銅である五円玉同様、徐々に茶色くなっていきます。(銅の成分が酸化して被膜ができます)
キレイにするには
その際は金属磨き(真鍮磨き)などで磨いていただければ、光沢のあるお渡しした状態に戻ります。
その際、1点ご注意頂きたいのが、ロボカップのロゴの部分です。
ロゴは弊社製品「レーザーマーカー(金属に印刷するプリンター)」で刻印してあります。
これは表面を荒くしていている傷のようなもので、金属磨きなどで強くこすると消えてしまいます。
磨く際は優しくこすってください。
- ※ 写真はイメージであり、デザインが変わる可能性があります。
マシニング体験
アルミニウムの塊に穴あけとネジ切りを体験できます。
ネジ穴をあけたいところに、ドリルを移動させ、スタートさせます。
開けたネジ穴へ、実際にネジを締めてみよう!
- ※ 写真はイメージであり、内容が変わる可能性があります。
- ※ マシニング体験は、常時受付する予定ですが他イベントを行っている時はできませんので、ご了承ください。
ロボット部品展示コーナー
レスキューロボットを想定した機械の部品を、アルミ切削し展示します。
同じパーツで、プラスチックとアルミの差を見比べてみよう!
他にも、工作機械で加工した自動車やスマホのパーツも展示します。
削るって何?
第1回 削るとは?
削るって何だろう?と考えたことありませんか?
鉛筆を削る、不要な文字を削る、リストから名前を削る、スゲージを削る、(サッカーなどで)相手を削る、などなど
とりあえず「削る」を辞書で調べると下のような意味が出てきます。
- 1 刃物で物の表面を薄く切り取る。そぐ。「鉛筆を―・る」
- 2 一部分を取り除いて全体の量を減らす。削減する。「予算を―・る」「人員を―・る」
- 3 全体からその部分を取り除く。削除する。「文章を―・って短くする」「名簿から名前を―・る」
出典:デジタル大辞泉
今回紹介する工作機械は、「1 刃物で物の表面を薄く切り取る。そぐ。」と言うことをしています。
鉛筆は削りますが、ごぼうを鉛筆のように切る「ささがき」は、削るとは言わないですよね。
「切る」と言います。
何が違うのでしょう?
食べ物だから?それは違います。カツオ節は「削る」といいます。
では何?
切ったものを思い浮かべてください。ごぼうの切った物は元の位置に戻すと、切る前の形になります。
しかし、鉛筆は削った物は「形が変わっている」ので、元の位置に収まりません。
彫刻刀で木を削ると、削った木が丸まって変形していますよね。
木をノコギリで切った場合、形が変わりません(厳密には鋸刃の幅分が粉状になりますが)。
というように削るとは、目的の形をつくるために、不要な部分を変形させることを言います。
第2回 金属を削って(切削して)加工する機械
工作機械を一言で説明すると「金属の塊から部品を削り出す」機械のことです。
ドリルなど工具が回転し工作物に穴をあけたり、刃物などの工具が直線移動することで工作物をカットしたり、工作物を目的の形状に加工します。
また、これとは逆に工具を固定し、工作物を回転または移動させることで、工作物を穴あけや切削をする工作機械もあります。
これにより、家電製品やデジタル機器などの小さな部品や、大きなものになると自動車や航空機のエンジンパーツなども加工します。
また、工場で使用する金型も作りますので、全ての機械部品は工作機械によって作られていることになります。
このことから、工作機械は「機械を作る機械」「マザーマシン(母なる機械)」とも言われています。
また、一台の工作機械で、最終的な形になる部品はまれで、多くの場合はさまざまな機械で加工をすることで、最終的な形状になります。
基本的な機能を持つ工作機械と言えば、ドリルなどで穴をあけるボール盤、ドリルなどであけた小さな穴をより大きな穴に加工する中ぐり盤、回転した刃で平面を作るフライス盤などです。ブラザーの作っているマシニングセンタ(MC)は、これらの加工機能を一台でできるようにした工作機械です。
第3回 SPEEDIOはマシニングセンタ
マシニングセンタはどういう機械でしょう?
第2回に書いて有るように金属を削って自動車の部品など目的の形にする機械です。
他の工作機械と違うのは、複数の加工工程を1台で行い、部品など製作する機械です。
金属などの加工対象物に切削、タップ(ねじ切り)、穴あけなどさまざまな加工を行います。
コンピューター数値制御を搭載しており、その司令によって、複数の工具を交換し、自動的に加工が行われます。
ミクロン(1mmの1,000分の1)の精度で加工するので、工具の取り換えにも高い精度が要求されます。
「SPEEDIO」で何を作っているのかと言うと、スマートフォンのケースなどの部品から、自動車やオートバイのエンジン、トランスミッションなどの部品、人工骨まで、比較的小さな金属部品の加工に使われます。
それらの中でも、「SPEEDIO」の高生産性の特長を生かし、大量に生産される自動車や二輪車の部品加工が、「SPEEDIO」の最重要ターゲットになります。
皆さんの身の回りの工業製品に用いる部品の加工に必ずと言ってほど使用されています。
お持ちのスマートフォンのケースは「SPEEDIO」で削られたものかもしれませんよ。
展示予定製品
コンパクトマシニングセンタ SPEEDIO(スピーディオ) S500X1
圧倒的な高生産性と環境性能を発揮する
ハイパフォーマンスマシン
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