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【イラストレーター直伝】絵が苦手でも大丈夫!誰でもできる、ニワトリとヒヨコの描き方教えます
もういくつ寝ると、お正月! みなさん、年賀状作りは捗っていますか?
ネットを探せば、フリーの年賀状素材がごまんと出てくるこのご時世ですが、せっかく年始のご挨拶をするなら、オリジナリティのあるものを作りたいもの。でも、絵を描くのは苦手だし……
そんな悩みを抱えている方にお送りします。今回は、女性人気バツグンのイラストレーター、momochy(ももちー)さんに、年賀状のイラストの描き方を伝授して頂きました!
これを見れば、どんな人でも可愛らしいイラストが描けるようになるはず。年賀状はいつも通り印刷して、ワンポイントで絵を入れるのも素敵ですよ。
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<今回の登場人物>
あやちゃん:
文房具マニア(ボールペン、万年筆専門)。字は上手いけれど、絵のセンスは壊滅的。
momochy(ももちー):
フォロワー1万3000人の人気イラストレーター。現在はデザイナーとしても活動中。普段は、可愛い女の子や動物のイラストなどを描いている。
まずは、ヒヨコとニワトリを書いてみた。
今日はよろしくお願いします! 早速なんですが、自分なりに年賀状のイラストを描いてみたんです。見てもらえますか?
よろしくお願いします! え、見たい見たい!
これです!!
・・・・・・
世界に絶望しているような目をしているね・・・
あやちゃん、今日は、もっとハッピーな雰囲気の鳥さんを描いていきましょう!
よろしくお願いします・・・
さっそく「ニワトリ」に挑戦。キャラクターを“可愛らしく”描くポイントは4つ!
来年は、酉年(とりどし)。酉年と言えば、ニワトリ! ということで、まずはニワトリとヒヨコを描いていきましょう。
まず描き始めのポイントは、主に2つ。
ポイント(1):色は多くても5色までに
まずは、色鉛筆の色を選んでいきます。主線と、あとはニワトリだからピンクや赤、ヒヨコの黄色などを選びましょう。なるべく色数の多い色鉛筆がいいけれど、12色などの少ない色鉛筆だったら、3色くらいでも大丈夫です。
ポイント(2):主線は真っ黒より、茶色や濃い灰色を選ぶ
主線は、真っ黒より少し淡い色の方が、全体がふんわりとした雰囲気になりますよ。
さっそく描いていきましょう!まずはトサカと頭を描いて・・・
顔と体を描いていきます。ここでポイント。
ポイント(3):目と口(くちばし)や鼻の距離を離しすぎない
目と口の距離が近ければ近いほど、幼く可愛らしい印象の絵になります。他の有名なキャラクターなんかも、可愛いと思うものはそうなっているものが多いですよ!
あとは、好きなようにお花や葉っぱを飛ばしてみましょう。これだけで、なんだかファンシーな印象に。
すごい! 私もやってみます!!
▲あやちゃんが描くのを、心配そうに見守るmomochyさん。
す、すごい。ニワトリになってきた。もしかしたら可愛いかもしれない。
可愛い!!可愛いよ!!!すごい!!!!!!
テンション上がりすぎでは!?
ポイント(4):塗る時は、くるくる回しながら塗るとより優しい印象に
色を塗る時は、くるくると円を描くように塗ると、可愛らしくなります。また、「端っこまできっちり塗ろう!」と思わなくても大丈夫。ちょっと余白があるくらいが、ラフな雰囲気が出て良いですよ。
とさかも、全部赤く塗るんじゃなくて、端っこだけちょっぴり塗ってあげましょう。ちなみに、色鉛筆には柔らかいものから硬いものまで色々な種類があります。柔らかいものだと、より色を乗せやすいですよ。
なるほど。文房具は好きですが、色鉛筆のことはあまり知りませんでした。ど、どうですか・・・?
本当に見違えたね。すごい。正直、こんなに効果があると思わなかった。
褒められてはいないな。
くちばしは「=」足は「V」で、可愛い「ヒヨコ」が描ける!
では、次はニワトリと一緒にヒヨコも描いてみましょう!
丸っこく体を描いたら、目とくちばし、足を描いていきます。この場合、小さすぎてくちばしを描くのが難しいので、「=」でも大丈夫。足は、「V」を逆さにして描くようなイメージです。
こっちらも、くるくると色を塗ったら完成! 同じように、端っこまで塗ろうと思わなくて大丈夫ですよ。
ちょっと形がゆがんでしまったけれど、及第点かな?
うん、素晴らしい! 怖がらずに、大きめにくっきり描くのもポイントです。
▲momochyさん作、ニワトリとヒヨコ。
お正月の定番「門松」は、細かく描かないのがコツ
他に、お正月のものと言ったら「門松」とかかな?
む、難しそう・・・
細かく描こうと思うと難しいから、ちょっとずつ簡略化しながら描いてみましょう!
竹の切り口の丸を描いて、端から真っ直ぐ線を伸ばします。飾りたい場所にリボンやお花を描くと、可愛い門松になりますね。
こんな感じで、ふわふわの葉っぱの部分と、下の土台も描いていきます。
塗る時は、やっぱり端っこは残しつつ。ふわふわの部分も同じ色で塗ると単調になってしまうので、小さい葉っぱを描いてみるといいかもしれません。
なるほど、こうやって描くと意外と簡単かも!
こちらも定番「鏡餅」には、オリジナルの飾りをプラス
あとは、お正月と言ったら鏡餅ですよね。
では、鏡餅も描いてみましょう!
まずはミカンと、お餅の飾りとしてリボンを描きます。これはももちーテイストなので、お花でも和風な飾りでも良いかも。お餅の1段目と2段目の間に来るように描くと、バランスが取れますよ。
お餅を描いて・・・
2段目のお餅と、土台を描けば完成!
バランスを取るのがちょっと難しいけれど、意外と簡単かも。ちゃんと計画的に描けば、絵って描けるんだなぁ・・・
▲momochyさん作、門松と鏡餅。
下手な人でもイラストが描けた!劇的ビフォーアフター
さて、今日の成果はどうでしたか?
こんな感じです!
す、すごい!!! 横で教えていたにしても、この進歩は本当にすごいよ・・・!
これで、今年は自分で年賀状が作れます! やったー!!
▲よくできました!
【読者プレゼント】最後に、直筆の年賀状を描いてもらった。
最後に、今日教わったことを取り入れながら、年賀状を描いてもらえますか?
おお。ちょっと緊張するね。
▲ハガキにどんどんイラストが書き込まれていきます。迷いのないペン筋がかっこいい。
▲あっという間に線画が完成! 正味5分ほど。
▲あとは、くるくると円を描くように色を塗って・・・
できました!
こちらの年賀状は、私のTwitterから記事をリツイートしてくれた方、抽選1名様にプレゼントしちゃいます! ご興味のある方は、以下のリンクからリツイートしてくださいね~!
momochyさんのTwitterはこちらから
・momochyさんのTwitter※外部サイトにリンクします
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可愛いイラストは、ちょっとしたコツで描けるようになる!
絵を描く時のポイントは、
ポイント(1):色は多くても5色までに
ポイント(2):主線は真っ黒より、茶色や濃い灰色を選ぶ
ポイント(3):目と口(くちばし)や鼻の距離を離しすぎない
ポイント(4):塗る時は、くるくる回しながら塗るとより優しい印象に
の4つでした。もっと色んなイラストを描いてみたくなりました。ももちーさん、今日はありがとうございました!
コツさえ掴めば、イラストを描くことは難しくないので、がんばって練習してみてください! ありがとうございましたー!
手書きで描いて、パソコンにスキャンすれば、オリジナルの年賀状が完成します!今年の年賀状は可愛いイラストを描いてみたい!という方は、ももちーさんのイラストを真似して描いてみるのも良いですね。また、ももちーさんの公式ホームページでは、年賀状のフリー素材も配布しているので、要チェックです。
ブラザー販売では、年賀状が作れるサービスも展開しているので、そちらも合わせてご利用くだいさいね。